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「小林嵩史個展 失われた月の存在証明」~10/20まで開催中です。

10月15日(水)~10月20日(月)まで「小林嵩史個展 失われた月の存在証明」を開催しています。
〈作者による作品解説〉
10/18(土)・19(日)14:00~ ※ほかにも随時(15分程度を予定)
[子どものための塗り絵コーナー常設]

札幌市在住の画家、小林嵩史さんによる個展です。
5回目となる今回は、北海道の野生動物の姿などを感性豊かに表現したペン画の新作約30点を展示しています。

〈作家より〉
今回の展示に出す新作を描いているときに、シカとキツネが車に轢かれて直後の現場を何度か見ました。
いつ自分が誰かの命を奪うか分からなければ、意図せず知らないところで誰かを傷つけてしまうことは避けられないことだと思います。だからこそ、身近にいる人や自分に関わってくれる人、動物に優しい人間でありたいと僕は思っています。
シカであろうとキツネであろうとそこのあるのは命で、人間と同じです。その命に対する敬意や向き合い方を、僕もいつも考えています。
いつ死がやってくるかなんて分からない。誰もが必ず明日が来るとは限りません。だから、今を一生懸命に生きて、死にたくなって辛いことがあっても、野生の生き物たちのように逞しく生きて、誰かのそばに寄り添える人間になりたいと僕は思っています。
この展示でそういったことを伝えられたらと思います。 
小林嵩史 近代日本美術協会 会員

自然の中の生き物たちと人間との距離や態度、命に対する敬意や向き合い方を見つめた作品が並びます。ぜひご覧ください。 

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